キャッシュレスの時代がやってくる
アプリ決済なども盛んになり、これからはキャッシュレスの時代がやってくると言われています。
様々なキャッシュレス決済手段が考案されていますが、一番普及しているキャッシュレス決済手段はクレジットカードではないでしょうか。
キャッシュレス時代の到来に備えて、クレジットカードのメリット・デメリットについて考えてみました。
クレジットカードのメリット
ポイントが貯まる
クレジットカードのメリットとして一番大きいのはポイントが貯まることではないでしょうか。200円で1ポイントなど、1回ずつの還元率はそれほど高くないように見えますが、これが年間で数十～数百万円単位になるとかなりの額になります。現金で払った場合には1円分も還元はないので、クレジットカードを使えばポイント分お得になります。
現金払いでも、各店舗が独自のポイントカードを発行してお得に買い物できる仕組みを整えてきましたが、クレジットカードならカード払いできるお店すべてで一枚のカードにポイントが貯まるので、ポイントカードの種類が増えすぎることや分散してしまってなかなかまとまった額にならないなどの不便さが減ります。
家計簿への記録が楽になる
クレジットカードは利用履歴が自動的に記録されます。各クレジットカード会社が利用情報を一括管理できるアプリを出している他、クレジットカードの情報を登録すれば利用履歴を取得して自動的に家計簿にまとめてくれるアプリもリリースされています。
細かな品目ごとの記録は手動でする必要がありますが、利用日時・店舗名・利用金額は自動で取得できるので、例えば「電力会社での利用だから光熱費」というようなおおまかな記録には非常に便利です。
細かい記録をしなくても、一ヵ月の利用上限額を自分の中で設定すれば、節約にもつながるでしょう。
クレジットカードのデメリット
使いすぎのリスクがある
クレジットカードの特徴は、支払い時手元にお金がなくても買い物できてしまうことです。お金を使っているという感覚が薄くなり、気が付けば請求額がとてつもない金額に膨れ上がってしまうことも。
クレジットカードを使う際には常に口座の残高を把握し、自分がどれだけ支払っているのかを確認する習慣をつけることが大切です。
また、クレジットカードは分割払いやリボ払いができて便利ですが、支払いの度に手数料がかかってしまうことも忘れてはなりません。基本的には1回払いか2回払いで支払うようにしましょう。
紛失・情報流出した場合の損失リスクが大きい
現金の場合、もし財布を落としてしまったとしても失うのはその財布に入っている金額だけです。しかし、クレジットカードを紛失した時や認証情報を流失させてしまった時は、自分の支払い限度を超える金額を不正利用されてしまうリスクがあります。
クレジットカードを紛失してしまった時や、情報流出の可能性がある時は、即座にカード会社に連絡して利用を停止してもらいましょう。