ミニマリストとは
ミニマリストとは、余計なものを持たず、必要最低限のものだけで暮らすライフスタイルを実践している人々のことです。生活のあらゆる場面で無駄を省いたミニマリストの生活は、物質的な効率化の極致。ものの少ない生活は、片付けやもの探しの手間が減らせて生活の効率化につながります。
しかし、ミニマリストの部屋の画像などを見ていると、殺風景に感じてしまったり、本当にそんなにものが少なくて生活に不便はないのか?と疑問に思ったりすることもあるのではないでしょうか。
今回は、ミニマリストのメリット・デメリットについて考えてみました。
ミニマリストのメリット・デメリット
ミニマリストのメリット
ミニマリストになると、生活のノイズが減ります。生活空間に無駄なものがないので気が散らず、集中してやるべきことに取り組めるようになるのです。また、ものが必要最低限しかないので、選択する時間を減らすことにつながります。
ものを買うことに慎重になり、お金の無駄遣いが減ります。出費が減るだけでなく買い物に費やしていた時間も減らせるのがポイントです。
ものがない部屋だと掃除の手間も減ります。床が見えないというような状態にはならないので、日々の掃除がかなり楽になるでしょう。
ミニマリストのデメリット
ミニマリストは常に選択を迫られています。ものを一つ買うにしても「これは本当に必要なのか」という判断が欠かせません。数百円の買い物で何十分も悩んでしまうこともあります。
ミニマリストの生活は、周囲に理解されにくいこともあります。一緒に暮らす家族がいる場合、家族の理解を得られないとミニマリスト生活を徹底するのは難しいでしょう。
ミニマリストは同じものを長く使ったり、同じ服を高頻度で着たりすることが多くなります。そうなると、周囲からは貧乏くさいと思われてしまうかもしれません。
また、極端にものを減らしすぎると、緊急事態に対応できない可能性があるのも気をつけておかなければならないポイントでしょう。
ミニマリストの断捨離のコツ
ミニマリストほどには徹底できなくても、ミニマリスト流の断捨離のコツを押さえることで効率的な生活を送れます。
まず大切なのはものを捨てる習慣を身につけることです。最初は明らかにゴミとわかるものを確実に捨てるところから始めましょう。最初はものを捨てることに抵抗があるかもしれませんが、続けていくうちに慣れてきます。
明らかにゴミとわかるものをすぐに捨てられるようになったら、次は複数あるものを捨てるようにしてみましょう。例えばボールペンは使えるものが1本あればいい、というように、用途ごとに必要なものを一つだけ残すようにしてみてください。
大掃除をするときには、一年間の間に一度も使わなかったものは処分を検討しましょう。災害などの緊急時の備え以外なら、一年使わないものは今後も使わない可能性が高いものです。