ショートカットキーはパソコンの使い方を劇的に変える
パソコンを使うとき、どれぐらいショートカットキーを使いこなせていますか？
パソコンの操作全般に関わるものからアプリごとに設定されているものまで、ショートカットキーは数えきれないほど存在します。それら全てを覚えて使いこなすのは難しいかもしれませんが、ショートカットキーが使えればパソコンはより一層便利なものになります。
ショートカットキーを覚えると主要な操作のほとんどをキーボードだけでこなせるようになり、キーボードからマウスに手を移動させる必要がなくなります。一回の移動はほんの数秒ですが、回数が積み重なれば大きな時間になります。エネルギーも節約できるので、疲れにくくなるでしょう。
今回はWindowsで使える基本的なショートカットキーを場面別にご紹介します。
覚えておきたいショートカットキー
最低限のショートカットキー
・コピー 「Ctrl」＋「C」
選択した文字列やフォルダ・ファイルをコピーするショートカットキー。
・ペースト 「Ctrl」＋「V」
コピーしたり、切り取ったりした文字列やフォルダ・ファイルを貼り付けるショートカットキー。コピーとペーストを合わせて「コピペ」と呼ばれます。
・切り取り 「Ctrl」＋「X」
入力した文字や選択したフォルダ・ファイルを移動させたいとき、対象を切り取るショートカットキー。
・元に戻す 「Ctrl」＋「Z」
直前の操作を取り消すショートカットキー。様々なアプリで共通して使えます。
・操作を戻す 「Ctrl」＋「Y」
「Ctrl」＋「Z」で操作を取り消したとき、操作した状態に戻したい場合に使えるショートカットキー。
・上書き保存 「Ctrl」＋「S」
作業中のファイルを上書き保存するショートカットキー。一度も保存されていないファイルは「名前を付けて保存」になることも。
・印刷 「Ctrl」＋「P」
閲覧中のWEBページや編集中のファイルを印刷できるショートカットキー。
文字入力のショートカットキー
・ファンクションキーで変換
ファンクションキーとはキーボード上部にあるFと数字が組み合わさったキーの事です。文字を入力して変換する際に、「F6」ならひらがな、「F7」は全角カタカナ、「F8」は半角カタカナ、「F9」は全角英数、「F10」は半角英数に一発変換できます。
・文字列の検索 「Ctrl」+「F」
WEBページや編集中のファイルの中で、指定した文字列を検索できるショートカットキー。
・置換 「Ctrl」+「H」
WEBページや編集中のファイルの中で、指定した文字列を別の文字列に置換できるショートカットキー。
ウィンドウ操作のショートカットキー
・起動中アプリ一覧の表示と切り替え 「Alt」＋「Tab」
ブラウザで調べ物をしながらWordで文章を書くときなどに便利な、起動中アプリを切り替えられるショートカットキー。
・ウィンドウを閉じる 「Alt」+「F4」
開いているウィンドウを閉じるショートカットキー。
・すべてのウィンドウを最小化 「Windowsキー」＋「M」
開いているすべてのウィンドウを最小化できるショートカットキー。
・PCをロックする 「Windowsキー」+「L」
ログイン画面を表示させて画面をロックできるショートカットキー。
ショートカットキーは自分でも設定できる
よく使うアプリを自分で設定したショートカットキーで起動させることも可能です。
まず、ショートカットを設定したいアプリの保存場所かショートカットがある場所に移動し、アプリアイコンの上で右クリックします。メニューの中から「プロパティ」を選択し、「ショートカット」タブを表示させてください。「ショートカットキー」という入力ボックスが表示されているので、そこを選択して任意のキーを押すと、「Ctrl＋Alt＋（任意のキー）」が表示されるはずです。あとはOKボタンを押せばショートカットキーが設定されます。