効率的な掃除は手順が大事
効率のいい暮らしの基本は、よく片付いた綺麗な部屋です。
ものが散乱している部屋では必要なものを探すなどの無駄な時間が発生してしまいます。日頃からこまめな掃除を心がけて、効率的な生活環境を整えましょう。
毎日掃除することは時間の無駄なのではないか？という意見もあるかもしれませんが、むしろ毎日10分ずつでも掃除を続けることで、土日にまとまった掃除の時間を取る必要がなくなり、効率化につながります。
短い時間で部屋を効率的に掃除するために重要なのは、掃除の手順を考えることです。手順一つで掃除は劇的に効率化できます。今回は、リビングや寝室などをメインにすぐに実践できる効率的な掃除の手順をご紹介します。
効率のいい掃除の手順
- 片付ける
- 棚の上などのホコリを払う
- 掃除機をかける
- 雑巾で拭く
まずは床に散らばっているものや、テーブルの上にあるものを所定の位置に片付けましょう。忙しい時にはこれだけでも部屋がすっきりします。効率よく片付けるためには、所定の場所から出ているものを「いるもの」「いらないもの」「迷っているもの」に分類していきます。「いるもの」に分類されたものを所定の位置に片付け、スペースが空いていたら「迷っているもの」も収納し、「いらないもの」は潔く処分してしまいましょう。普段の掃除からミニ断捨離することで、効率のいい暮らしを整えられます。
掃除の基本は「上から下」。棚の上や電気シェードの上のホコリを払っていきます。もし二階以上ある家なら、二階から掃除を進めるのがおすすめです。ホコリは人の動きによって生まれる空気の流れで舞い上がってしまいます。ホコリ掃除をするのは、人の動きが静かな朝や午前中がいいでしょう。
いきなり掃除機をかけると排気でホコリが舞い上がってしまうこともあるため、先にモップをかけるのもおすすめです。掃除機をかける時の基本は「奥から手前」。部屋の奥の方から入口に向かって掃除していきます。
掃除機でホコリを取ったら、最後は雑巾やウェットシートで水拭きして床を仕上げます。フローリングの溝などの細かい部分のホコリを取るイメージで拭きましょう。もし大きな汚れがあって洗剤を使いたい場合、洗剤は床に直接吹きかけるのではなく、雑巾などの掃除道具に吹きかけるようにしてください。床の素材によっては洗剤と相性が悪く、変色などのトラブルが発生する恐れがあるためです。雑巾掛けも「奥から手前」で進めて、奥の方から後退するように進めていくと綺麗に仕上がります。