買い物は週に一回
買い物を効率化する上で最初に押さえておきたいポイントは、買い物の回数を減らすことです。土日などのセールの際にまとめて買い物を済ませることでわざわざ買い物に行く手間を減らせますし、まとめ買いをすると安くなることもあります。
まとめて買い物をするとどうしても一度に買う量が増えてしまいますが、一人で持ち帰れる荷物量には限りがあります。週に一度、その重さ最大限までにとどめて買い物をすると、結果的に余計なものを買わなくなり、自然に節約できるという効果も。
また、一週間分の食材をまとめて買うとその一週間分の献立も立てやすくなります。「あるもので作る」を徹底していくと日々の献立に悩む時間も節約できます。
買う場所を工夫する
大量にまとめ買いをするなら、購入場所を工夫すればさらにコストを抑えられます。今回は「業務スーパー」と「通販サイト」について、それぞれのメリット・デメリットを考察してみました。
業務用スーパーのメリット・デメリット
業務用スーパーはその名の通り、飲食店などで利用される業務用食材を中心に扱うスーパーのことです。業務用食材なので、大量に安く購入できる商品が多いのが特徴です。業務用スーパーのメリットはそのコスパの良さですが、一方、大量に入っている商品を買ってしまうと使い切る前に賞味期限が切れてしまう可能性があるというデメリットもあります。
業務用スーパーを効率的に活用するなら、小袋に分けられているものを中心に購入しましょう。ハムなどの肉製品は購入したらすぐに小分けにして、冷凍保存しておけば長く使えます。また、一般スーパーで売られているものと同サイズながら値段が安いものは狙い目です。
通販サイト(ネットスーパー)のメリット・デメリット
インターネットを活用すれば、週に一度も買い物に行かない生活も実現可能です。
Amazonや楽天などの大手通販サイトで実は野菜なども購入できることをご存知でしょうか。通販サイトでは利用額ごとにポイントが溜まったり、定期的にセールがあったりと、お得に買い物できる工夫があります。また、大手通販サイト以外でも最近では各スーパーがネット上で注文した商品を自宅まで届けてくれるサービスも展開されています。
通販サイトやネットスーパーを利用する最大のメリットは何よりも「買い物に行く手間が省ける」という点でしょう。忙しい時は週末の一日でも買い物に行く時間が惜しいもの。通販サイトを利用すれば、寝る前などの隙間時間に注文した商品を自宅まで届けてくれるのでかなり楽になります。デメリットは送料がかかってしまう場合があることや、野菜や肉などの生鮮食品を自分の目で見極めて選べないことがあげられます。